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【空間図形】2平面の位置関係|平行と交わる【中1数学】【必須】

「2つの平面の関係を答えなさい」と言われたとき、何をどう見ればいいのか迷ったことはないだろうか。

立体の問題は、頭の中でイメージするのが難しい。教科書の図を見ても、どこが平行でどこが交わっているのか、よくわからないまま進んでしまいがちである。

実は、2つの平面の位置関係は「平行」か「交わる」の2パターンしかない。この記事では、その2つの関係を図とアニメーションで確認し、見分け方を身につけていこう。

対象:中学1年 所要時間:約8分
目次

そもそも「平面」とは?

平面へいめんとは、どこまでも広がる平らな面のことである。紙やテーブルの表面を、限りなく広げたものをイメージするとよい。

数学では、平面は厚さがなく、端もない。実際の紙には端があるが、数学の平面はどこまでも続いていると考える。

空間には複数の平面が存在しうる。例えば、直方体の上面と底面は、それぞれ別の平面上にある。

2平面の位置関係は2パターンだけ

空間にある2つの平面の位置関係は、次の2つしかない。

  • 平行:2つの平面がどこまで広げても交わらない
  • 交わる:2つの平面が1本の直線で交わる

「ねじれの位置」は2直線の関係である。2平面では「ねじれ」という関係はないので注意しよう。

2平面の位置関係を図で理解する

平行な2平面

2つの平面が平行へいこうであるとは、どこまで広げても決して交わらないことである。

上の図で、平面Pと平面Qの間隔はどこを測っても同じである。これが平行な2平面の特徴だ。

交わる2平面

2つの平面が交わるとき、その交わり方は必ず1本の直線になる。この直線を交線こうせんという。

交線こうせんとは、2つの平面が交わってできる直線のことである。2平面が交わるとき、交わり方は必ずこの1本の直線になる。点で交わることはない。

直方体で確認しよう

直方体(箱の形)を使って、2平面の位置関係を具体的に確認してみよう。

平行な面の例:直方体では、向かい合う面どうしが平行である。

  • 面ABCDと面EFGH(上面と底面)
  • 面ABFEと面DCGH(前面と背面)
  • 面ADHEと面BCGF(左側面と右側面)

交わる面の例:直方体では、となり合う面どうしが交わる。交線は共通の辺である。

  • 面ABCDと面AEHD → 交線は辺AD
  • 面ABCDと面ABFE → 交線は辺AB
  • 面AEHDと面EFGH → 交線は辺EH

2平面の位置関係の見分け方

1

向かい合っているかを確認する

2つの面が向かい合っている(間に空間がある)なら、平行である。

2

共通の辺があるかを確認する

2つの面に共通の辺があるなら、交わる。その辺が交線である。

直方体の場合、どの2つの面を選んでも、必ず「平行」か「交わる」のどちらかになる。「ねじれ」のような関係はないので、この2パターンだけ覚えておけばよい。

よくある間違いと対策

1

「交わる」と「ねじれ」を混同する

「ねじれの位置」は2直線の関係である。2平面の位置関係では「ねじれ」は存在しない。平面の問題では「平行」か「交わる」の2択で考えよう。

2

交線が見えない

交わる2平面を見たとき、交線がどこにあるかわからないことがある。2つの面に共通する辺を探せば、それが交線である。

3

向かい合う面を見落とす

立体を頭の中で回転させるのは難しい。直方体なら「上下」「左右」「前後」の3組の向かい合う面があることを意識しよう。

よくある質問と答え

Q. 2平面が1点で交わることはありますか?

A. ない。2つの平面が交わるとき、その交わり方は必ず1本の直線(交線)になる。点で交わることはない。平面は限りなく広がっているため、1点だけで接することは不可能である。

Q. 2平面の「ねじれ」という関係はありますか?

A. ない。「ねじれの位置」は2直線の関係にのみ存在する。2平面の位置関係は「平行」か「交わる」の2パターンだけである。

Q. 交線の見つけ方を教えてください。

A. 交わる2つの面に共通する辺を探せばよい。直方体であれば、となり合う2つの面が共有している辺が交線である。例えば、上面と前面が共有している辺が、その2面の交線になる。

練習問題

問1. 右の図の直方体について、面ABCDと平行な面を答えなさい。
A B C D E F G H
問2. 上の図の直方体について、面ABCDと交わる面をすべて答えなさい。また、それぞれの交線を答えなさい。
問3. 上の図の直方体について、面ABFEと面CDHGの位置関係を答えなさい。

まとめ

この記事では、空間における2平面の位置関係について学んだ。ポイントは以下の通りである。

  • 2平面の位置関係は「平行」と「交わる」の2パターンだけ
  • 平行な2平面はどこまで広げても交わらない
  • 交わる2平面は1本の直線(交線)で交わる
  • 直方体では、向かい合う面が平行、となり合う面が交わる

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